名古屋市熱田区のイオンモール熱田を散策してきました。地元に根付いた巨大ショッピングモールならではの賑わい、ふと足を止めた化粧品売り場で再会した懐かしの「TACTICS(タクティクス)」と「MG5」、熱田広場で行われていたボーイズアイドルユニット「LIT」のイベント、そしてフロアを軽快に動き回る警備ロボットと清掃ロボット──。一日のうちに昭和の記憶と最新テクノロジーが交差する、ちょっと面白い街ぶら体験になりました。本記事ではその様子を写真とともにご紹介します。
地域に愛される「イオンモール熱田」
イオンモール熱田は、名古屋市熱田区六番にある大型ショッピングモールです。地下鉄名港線「六番町駅」から徒歩圏、JR・名鉄・地下鉄が交差する熱田エリアの中心にあり、平日も休日も多くの家族連れや学生で賑わっています。1階のフードコートから上階のファッションフロアまで、地元の人々の生活動線にしっかり溶け込んだ、まさに「地域に愛される」モールです。

入口を抜けると、すぐに「AEON STYLE」と「Caffè Italian Tomato」が出迎えてくれます。買い物の前後にちょっと一息つけるカフェが目の前にあるという動線設計は、長時間滞在のしやすさにつながっていて、地域住民から愛される理由のひとつだと感じます。

モール中央の吹き抜けは開放感たっぷり。エスカレーターを上っていくと、各フロアにアパレル・雑貨・フードと多彩な店舗が並んでいて、目的なく歩いているだけでも楽しめる構造になっています。


思い出の香り。懐かしの「TACTICS」と「MG5」に再会
モール内のドラッグストアの棚で、思わず足が止まりました。資生堂「TACTICS(タクティクス)」と「MG5」──昭和〜平成の男性向けヘアケア・スキンケアの定番ブランドが、ずらりと並んでいたのです。商品を見た瞬間、一気に高校生の頃の記憶がよみがえりました。

TACTICS(タクティクス)──さわやかなグリーンフローラルの香り
TACTICSは、1978年に資生堂から発売された男性化粧品ブランド。グリーンフローラルの香りをベースにしたアフターシェーブローションやヘアトニック、ヘアトリートメントなどをラインナップし、「インターナショナルな感覚を持った男のための化粧品」として、当時の若者や社会人に強く支持されました。今の50代前後にとっては、初めて自分で買った男性用化粧品が「TACTICSだった」という方も多いのではないでしょうか。

白いボトルに青いキャップ、シンプルなロゴ。デザインは当時のまま大切に守られていて、見ただけで「あの香り」がよみがえってくる懐かしさです。
MG5──市松模様のあのポマード
もう一つ目を引いたのが「MG5(エムジーファイブ)」。1963年に資生堂から登場し、長年にわたって男性向けヘアスタイリングの代名詞として親しまれてきたブランドです。特徴的な市松模様の缶は、見た瞬間に「あ、これだ!」と分かる強烈なアイコンですよね。

ポマード、ヘアリキッド、ヘアトニック──父親や兄が使っていたのを覚えている、という方も多いはず。今もこうして店頭に並び、新しい世代にも届けられているのは、長く愛されてきたブランドの底力を感じます。

イオンモール熱田で、TACTICSとMG5に同時に出会えるとは。完全に予期せぬタイムスリップ体験でした。
熱田広場で開催!ボーイズアイドル「LIT(リット)」のイベント
「熱田広場(ATSUTA Court)」では、ボーイズアイドルユニット「LIT(リット)」のリリースイベントが開催されていました。LITは、ボーイズユニット「BOYS候補生」から派生した次世代アイドルグループ。広場の周りには若いファンの方々がたくさん集まっていて、アイドルファンならではの熱量に圧倒されました。

イオンモールという地域密着の場所で、ボーイズアイドルのリアルイベントが開催されているのを見ると、「ショッピングモール=買い物だけの場所」ではなく、地域のエンタメ拠点になっていることをあらためて実感します。地元のファンと推しが近い距離で出会える場として、こうしたイベントは今後ますます増えていきそうですね。

巡回する「警備ロボット」、ショッピングモールの新しい風景
歩いていると、フロアの一角でなにやら丸っこいロボットがゆっくりと動いていました。イオンモール熱田にはAIを活用した警備ロボットが導入され、すでに館内を実稼働で巡回しているのです。

白いボディに青いラインが入った愛らしいフォルムですが、頭部には360度カメラが搭載されていて、AIで館内の状況をリアルタイムに把握しています。怪しい行動の検知、忘れ物の発見、迷子のお声がけサポートなど、人手不足に悩む警備業界の救世主として全国で導入が進んでいます。

子どもたちが興味津々で立ち止まり、写真を撮る光景もあちこちで見られました。「怖い警備員」ではなく「フレンドリーなロボット警備員」が、新しい時代のモールの風景になりつつあります。

もくもくと床を磨く「清掃ロボット」
警備ロボットだけではありません。フードコート脇の通路では、清掃ロボットが黙々と床を磨いていました。ロゴを見ると「GAUSIUM(ガウシウム/高仙智能)」。世界中のショッピングモールや空港で導入が進んでいる、業務用清掃ロボットの代表的なブランドです。

LiDARやカメラで通路をマッピングし、人や障害物を避けながら自動で床面を清掃。営業時間中でもお客さまの邪魔にならない速度で動き、夜間清掃の人員負担を大きく軽減します。

導入によって、清掃スタッフの方は細かいスポット清掃や接客対応などより付加価値の高い業務に集中できるようになります。「ロボットが人の仕事を奪う」のではなく、「ロボットと人が役割分担して、お客さまにより快適な空間を提供する」──そんな現場の進化形を、イオンモール熱田で実際に見ることができました。

まとめ|熱田の街ぶらは”昭和と未来”が交差する
たった1ヶ所のショッピングモールを歩いただけで、昭和の名品(TACTICS・MG5)から令和の最新テクノロジー(警備ロボット・清掃ロボット)まで、こんなにも多彩な発見があるとは思いませんでした。さらに、地域密着のエンタメイベント(LIT)まで楽しめてしまう、イオンモール熱田。
名古屋・熱田エリアで「街ぶら」したい方には、ぜひ一度足を運んでみてほしいスポットです。買い物だけでなく、“街そのものの今”を体感できる場所として、新しい発見がきっとあるはずです。
イオンモール熱田 基本情報
- 所在地:愛知県名古屋市熱田区六番三丁目
- 最寄駅:地下鉄名港線「六番町駅」徒歩約3分
- 営業時間:店舗により異なる(モール公式サイトで要確認)
- 主な施設:AEON STYLE、フードコート、専門店街、各種カフェ
※本記事は2026年5月時点の取材内容に基づきます。商品の取り扱い・イベント・ロボットの運用状況は変更となる場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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